仕事でもプライベートでも何でも積極的に行える人、何に関してもうまくこなせない人というのはいます。
その違いは「行動力」です。
では、「行動力」とは生まれつき備わっているものなのでしょうか。
それとも身につけることができるのでしょうか。
多くの人は「自分は行動力はないから」と諦めてしまいがちですが、
実は「行動力」は身に付けることができます。
そんな「行動力」についてある人ない人の特徴や、
どうやって身に付けるのかご紹介します。
【行動力がある人・ない人の違い、特徴】
まず、行動力がある人とはどういう人を指すのでしょうか。
イメージとしては
・物事に対して積極的
・やる気がある
・自信に満ち溢れている
といったかんじでしょうか。
では、行動力のない人とはどんな人かというと、
・自分に自信がない
・消極的、ネガティブ
といった感じです。
このように書くと行動力のある無しは性格のように思われます。
しかし実は違います。
例えば仕事に関していえば、新入社員からすると上司の方が仕事に前向きで要領もよく、
行動力が自分よりあるように見えますが、
これは生まれ持った性格かというと、
そうではありません。
その上司も新入社員だった頃は自信がなく、
仕事に対しての行動力もそんなになかったはずです。
では、どうやって行動力を身につけたのでしょうか。
また、どうすれば行動力を身につけられるのでしょうか。
【行動力の源は?】
まず、行動力の源は何なのかというと、
多くの方は本人の「やる気」と考える方がいるでしょう。
確かにやる気があるからこそ積極的に行動できるというのはあるでしょう。
しかし、物事には自分のやりたいこととは別のことも多く存在します。
それに対して「やりたくないな」、「不満」など
の気持ちがあると消極的になり、
行動力の低下に繋がるのです。
では、このような行動力の低下をどのように向上させればいいのかというと、
「知識を増やすこと」です。人は知識があるとないとでは行動が変わってきます。
これこそが「行動力の源」と言えるのです。
【行動力をつけるためには?】
「行動力の源」は「知識」です。これはどういうことかというと、
「ふぐ」を例にとってみましょう。
日本人はふぐ刺し、ふぐ鍋などふぐ料理というと
「高級料理」、「美味しい」というイメージがあり、
目の前に出されると嫌いじゃない限り、普通に箸をのばして食べ始めます。
しかしよく考えてみてください。
ふぐは魚の中でも毒性の高い毒を持っている魚です。
もちろん、目の前に出されているのは
しっかりと免許を持つ人が調理をしているので安全ですが、
しかし、普通に考えると「なぜそんな毒を持つ魚を平気で食べられるの?」ということになります。
それは「免許所持者が調理して安全で、しかも美味しい」という「知識」があるからです。
このふぐを食べる行動については生まれ持った性格は一切関係ありませんよね。
消極的な人でもふぐが好きな人はいますし、
行動力がないと悩んでいる人でも美味しいふぐを出されると普通に食べます。
もちろん仕事で行動力があると言われる人も食べます。
つまり、誰でも知識があれば「行動力」が身につくということです。
前述の新入社員と上司の話に関しても、
もちろん上司の方が仕事に関しては経験を積んでおり、
何よりも新入社員より詳しい「知識」を持っています。
これが行動力の高さに繋がっているのです。
このようなことから「行動力」を身に付けるためには「知識」を身に付けることが必要なのです。
「知識」が身につけば物事に対して考えるよりも当たり前のように自然と考え、体が動きます。
では、どうすれば「知識」を身につけられるのかというと、
経験を積んで自ら学ぶことです。
経験を積めば否が応でもその物事の知識は身につきます。
そして学ぶことにおいては利用できるツールは全て使うといいでしょう。
本やネット、先輩や上司、そういったものから知識を吸収することで「行動力」を高められます。
【まとめ】
このように、世間には行動力のある人・ない人がいます。
しかし行動力のない人に足りないのは「知識」で、
誰でも行い次第では行動力を身に付けることができます。
もっと行動力のある人間になりたい、
積極性を身に付けたいなどという方
はまずは知識を身に付けるといいでしょう。
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