もし、長期の休みなどにとんでもない経済が大パニックを起こったとしたら・・・。
どうしたらよいのでしょうか?
実際、私は投資を始めたばっかりの時にリーマンショックが起こりました。
もちろん、何もできず、恐怖というかボー然としたまた画面を見続けていたのです。
また、リ-マンショックのような状態がいつ起こるかはわかりません。
そのような世界的な大暴落相場がきたときに投資家が取るべき行動とは?
今からしっかりシュミレーションしておきましょう。
投資先に問題がなければ静観or買い増しを検討する
まず、するべきことは、落ち着いて静止する。
またこれをチャンスととらえることです。
静観する
なかなか見ているといてもたってもいられないのですが、
嵐はいつかやみます。
とにかく何もしないということを決めてします。
買い増しする
バーゲンセールがやってきたと判断して買い増しすることです。
今までのトレードルールにのっとり、明らかに安い、通常この値段では買えないといったものを買い増しします。
このようにとてもシンプルに
静止
買い増し
といったことですが、これは
ほんとうに起きてしまうとなかなか冷静に取れない行動です。
しかし、これをできるかできないかで
大きくパフォーマンスがかわってきます。
その時の為にも
余裕資産の何分の1
にあたるすぐ現金化できる資産
少なくとも三分の一の余裕資産は、この時のためにおいておきましょう。
そのことについても後で詳しくお伝えします。
そして自分の保有している金融資産が
みるみる減っていくといった状況の中、
そのときになると恐怖でなかなかできないのですが、
ぜったいに冷静な行動をとることです。
まず多くの人は、
「いつまで下がり続けるのだろ~」
「せっかく貯めたものがなくなる~」
と恐怖心からパニックになることは
間違いないからです。
少しでもそういった状況になることを
軽減したいので
私もいつも頭の中でその時の趣味レーションをして
メンタル鍛えてます(笑)
それというのも投資初心者であったときに
冒頭にいったようにリーマンショックを経験したからです。
今でもぼーぜんと板を眺めていたのを思いだします。
その時のなんとも言えない状況
寝ることもできないし、
何をしたらいいのかわからずに、
朝までパソコンの前にいるだけしかできなかった
自分がいました。
今度そんなことが起こっても
冷静に対処するようにするべきことを整理しておきたいなと思いました。
大切なのは、俯瞰してみて静観する余裕がある状態にしておくことです。
暴落が起きる前にやるべきこと
リスクヘッジ
リスクヘッジをしっかりとっていることも大切です。
リスクヘッジとは、
リスク=危険
を
ヘッジ=回避
することです。
そのままのことばの意味で
『危険を回避する投資行動をとる』ということですね。
市場が暴落していく中で、パニックを起こしてしまうのは、
自分の中で思っていなかった水準にいくということ
つまり「想定外」だからなのです。
事前に危険を回避する投資行動をとって
暴落も想定内の出来事としてとらえられると
少しは冷静に行動がとれると思います。
ということは、
投資でのリスクヘッジとは、
世界的市場の暴落時にも下落しないor上昇する金融資産を持っておくことです。
リスクオフでは、
リスク資産からの資金回収が一斉に行われます。
我も我もとなるので
スピードに加速がつき
株価の大暴落
超円高
といった状況になるのです。
世界的なリスクオフは、
アメリカの経済の悪化といったみとおしが
でることからはじまります。
そのため、
株価の暴落がおこる⇒ドルが売られる⇒安産資産の円が買われる
といった流れが多くなるのです。
リーマンショックのときの動きです。
NYダウは53パーセントも下落し
日経225も42パーセント下落しました。
米ドルは、107円から76円になります。
どのようにリスクヘッジするのか?
では、どのようにリスクヘッジをすればいいのでしょうか?
リスクヘッジとして考えられるのは、
現金比率を高めておく
金を買っておく
売り(ショート)のポジションをもつ
といったことです。
現金を持っておく
まず、ぜったいにしておく方がいいのが
現金比率を高める
といったことです。
投資をはじめるとどうしても運用利率も高めたいといったことで
資金のほとんどでポジションをもってしまいそうになります。
何もなければ、
想定内であれば
その方が、不労所得が増えるからです。
今その状態にあるのであれば、
今すぐある程度は
売却するなどして
現金(キャッシュ)を増やしておきましょう。
暴落はいつくるのか誰も正確に予想することはできません。
そしてその現金がない状態で暴落がおこると
損切りするか
塩漬けするかしか
残された選択肢はありません。
現金があれば暴落時はチャンスともとらえることもできます。
安値で買い、相場の回復を待ち
そこで大きな利益をえることができるからです。
現金比率は資産の2分の1
現金の比率は、資産の2分の1から3分の1をおすすめします。
少なくとも3分の1は現金で残すようにしましょう。
投資の運用資金100万円であれば、50万(60万円)までしか使わないと
しっかりルールをつくっておくといいですね。
金を持っておく
金を積み立てなどで持っておくといったこともリスクヘッジになります。
リーマンショックの時の金もかなり値をあげました。
有事の時の「金」いわれるように金は安全資産として優秀ですので
金を持っておくといったことも考えておきましょう。
CFD取引などで金を持っておくというのも思ったより手軽に始められます。
売りポジションを持つ
暴落するということは、売りポジションを持っておくといったこともいる人にとっては
利益がでるということです。
株価指数(インデックス)でNYダウなどを売りで持っておいても
暴落時には利益が出るといったことになります。
リーマンショック時には
NYダウは7000ドル53パーセントも暴落しています。
ただ、これは、いつ起きるかわからない暴落時前に仕掛けることは
なかなか初心者には難しいかと思います。
相場観があるといったかたは海外の株価指数を「売り」でCFD取引で保有するのも
簡単にできますのでおすすめです。
まとめ
リーマンショックなどの暴落が起きたときに投資家が取るべき行動についてをお話しました。
実際にほんとに予想していない状態でそのような世界的に異常事態に陥るとまったくなにも
行動することができません。
いずれは投資をはじめるにあったって日頃からそのような事態になることを想定して、
リスクヘッジがマストに大切だということは当たり前ですがほんとうに重要です。
そのリスクヘッジの方法は、
現金比率を高めること
金を保有すること
「売り」のポジション
を持つことです。
暴落は、いつか必ず起こります。
また、いつ起こるかはわかりません。
こういったことから、まずすぐにできることとして
現金比率の確認をして少なかったらポジションを整理するなどを
するようにしましょう。
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