FXとは?
FXは「外国為替証拠金取引」のことです。
FXという呼び名は「Foreign eXchange(外国為替)」に由来した略称です。
外国為替とは、「世界各国の通貨同士を交換する」ことですね。
交換するときに為替レートと呼ばれる通貨の変動をもちいてさまざまな通貨と取引します。
1998年から施行された外為法の改正によって個人が外貨を取引する際の届け出が不要に
なったことによってぐっと身近になり、人気がでました。
FX取引の特徴
・レバレッジをかけられる。
・「売り」「買い」どちらからでもはじめられる。
・スワップポイントをもらうことができる
・FXの特徴1「レバレッジ」
FXの特徴とは、まず第一にレバレッジをかけて取引できるいうことです。
株の信用取引は、最大でも3倍のレバレッジですが、FXは、国内では個人投資家には最大25倍のレバレッジの利用が認められていま。
ということは、100万円の証拠金があれば
2,500万円の額面分の取引ができることになるのです。
・FXの特徴2「売りからもポジションをもてる」
FXをはじめるとき「買い」からでなくても「売り」からでも市場参入できます。
相場の状況に合わせて「買い」からでも「売り」からでもポジションがもてるということは、下げの局面からでも大きな利益を得ることができます。
もちろん、通常の上昇局面でも利益を上げることもできます。
・FXの特徴3「スワップポイントをもらうことができる」
FXの特徴として大きいのは、スワップポイントといった金利相当分の金額がもらえることです。
金利の高い通貨を買い, 金利の低い通貨を売ってニューヨークタイムの引け以降までそのまま保持し続けますとスワップポイントがつくとうことです。
逆に金利の低い通貨を買って金利の高い通貨を売るとスワップポイントを支払うといったことになります。
FXと外貨預金との違い
FXは、外貨預金と同じように外貨に投資する商品です。
では、外貨預金とFXとはどこが違うのでしょうか?
・FXと外貨預金「お金の流れ」
外貨預金とFXは、仕組みはよく似ていますが、お金の流れは全く違います。
外貨預金とは、文字があらわすとおり外貨で預金をすることです。
円を外貨に換えて海外の銀行に「預ける」ことによって金利がついてきます。
それに対して、FX取引は通貨の売買を専門的に扱う行うFXの会社や証券会社が行うものです。
預かったお金で売買を代行し、発生した利益から手数料を引いて投資家に支払うといった流れになります。
・FXと外貨預金「手数料」「コスト」
外貨預金とFXでは、手数料がかなり違います。
各銀行やFX会社、証券会社によっても違いますが、ほとんどの場合
外貨預金の方が手数料が高いです。
大手の銀行の米ドル外貨預金でいうと1ドルにつき1円、ネット銀行でも0.1円ほどの
手数料がかかることが多いです。
しかし、FXの場合ほとんどの会社は手数料は無料です。
ただ、外貨の「買い」と「売り」の値段に差があります。
この差は「スプレッド」ちううこれがコストになります。
「スプレッド」もFX会社によって違いますが、米ドルの場合だと0.01円程度が多いです。
といことでコストからいうとFXは圧倒的に有利です。
・FXと外貨預金「資産保全」
資産の保全からの面で考えてもFXと外貨預金は違います。
通常国内の金融機関に預金した円は、万が一銀行が破綻した場合「預金保険制度」により保護されます。
それに対して「外貨預金」や「FX」は「預金保険制度」の対象外です。
といったことで「外貨預金」は銀行が破綻した場合、返還は原則ありません。
「FX」はというとFX会社に預けたお金はFX会社以外の信託銀行などに管理されているため、FX会社が破綻しても信託銀行からの返還があります。
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